企業理念

社会貢献活動

柿千では、共生社会の実現に向けて、障害の有無にかかわらず同じ職場で互いに協力しながら働く「ノーマライゼーション」の実践に取り組んでいます。 そこで、障がいのある人達を「障がい者」と呼ばずに「貴世満(キヨミツ)の仲間達」と呼び、彼らにとって働きやすい職場となるよう配慮をしながらも、特別扱いすることなく共に働く職場の仲間としてサポートしています。

「貴世満」とは、「貴き者が世の中に満ちあふれている」という意味の造語です。人間は一人では生きてゆけず、相互に関係し合いながら生きているのであるから、障がいや年齢、性別などに関わらず本来平等である、という私どもの人間観から名づけられました。

弊社では現在、31人の貴世満の仲間達(2015年10月末現在)が、障がいの有無を超えて同じ職場で働いており、特例子会社によらない全国的にも希少なモデルケースとして、自治体やあらゆる業界の民間企業からも注目を集めています。

企業理念

製造部門から販売部門、管理部門まで、あらゆる部署において、弊社の業務は多数のパート社員によって支えられています。

柿千では、ノーマライゼーションの考え方を年齢についても適用し、パート社員の募集にあたっては基本的に年齢不問としています。また、一般的に企業で行われている65歳の定年制についても、弊社では特に制限を設けておらず、原則として自身から申し出ない限り、会社都合による退職はありません。

もし、年齢とともに体力や、作業能力、事務能力等が落ちてきた場合は、一人ひとりの能力に見合った職種に再配置したり、勤務日数や勤務時間を短縮するなどの対応を行っています。いくつになっても社会の一員として「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」という前向きな気持ちに応えられるよう、会社として最大限の雇用環境を整備しています。