弊社は、創業者夫婦2人という最小限の人員からスタートしました。その後、柿の葉すしの販売数増加に対応するため、子育てに手がかからなくなった世代の近所の主婦２、３名を採用したことが、パート社員雇用の始まりです。その後、会社の成長とともにパート社員の数も年々増加してきましたが、常に近隣の方々を雇用、地域社会に貢献してまいりました。今日の発展は、女性パート社員の活躍に依るところが大きいと言えます。

そのため、どのような職場環境を整えれば、パート社員が働きやすく、また、長期的に継続して勤めることができるかを一貫して考え、ライフワークバランスを推進しています。特に女性の場合、結婚・出産・育児などによって、仕事を続けることが難しくなるケースも多いことから、柔軟な勤務体制の確立に努めています。

弊社では、子育てやご両親の介護をしながら仕事を続けられるよう、勤務時間を調整するなど、仕事と家庭生活との両立を図れる柔軟な勤務体制を構築しています。

現在、パート社員の職種は多岐にわたるため、一人でさまざまな種類の仕事をこなせるよう、ジョブ・ローテーションを実施。 また、製造部門では4時間勤務でシフトを組んでおり、夜の18時から翌朝4時までが製造時間、朝8時から昼12時までが掃除時間というサイクルで働いています。

また、パート社員の平均勤続年数は約10年（2015年10月末現在）と定着率が高く、また、各製造部門の現場をとりまとめる班長も経験豊富なパート社員が務めるなど、それぞれの職場でリーダーシップを発揮し活躍しています。